インプラント矯正

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治療前

    上下顎叢生で上顎前突のケースです。
    通法ですと、上下小臼歯の4本抜歯か少なくとも上顎2本抜歯をしないと、正常な咬合、理想的な顔貌には改善されません。
    しかし、矯正用のミニ・インプラントを利用することにより、上顎歯列全体の後方移動を行うことが可能になったため、非抜歯での治療も可能な時代です。

    上顎の前突感は側貌からも明らかで、改善させるためには、従来からの矯正学の手法では、上顎歯牙の抜歯は避けられないところです。
    今回は、ご本人の希望もあり、矯正用インプラントを利用して、非抜歯で治療しました

    • 石井歯科クリニック矯正症例
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    治療上のポイントは、上顎歯列全体の後方移動をいかに行うか?でした。
    今回は、左図のように2本のミニインプラントを口蓋(裏側)に埋入し、
    歯牙の移動に応じて調整しやすいようにアームやフックに一工夫したオリジナルの設計にしました。

    治療中

      下図は、歯列全体の後方移動を行っているところです。ゴムや牽引方向や強さを左右別々に調整できるようにしています。
      また、頬側のワイヤーにより、より自由度の多い歯牙移動を行うことができます。

      • 石井歯科クリニック矯正症例
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      6ヵ月後

      上顎歯列全体の後方移動を開始。前歯部の前突感の変化に注目して頂ければと思います。

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      10ヵ月後

      上顎前歯の後方移動が行われ、上下前歯部の前後的ずれがほとんどなくなってきました。

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      12ヵ月後
      • 石井歯科クリニック矯正症例
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      治療後

        上顎咬合面観の変化

        矯正用ミニ・インプラントを利用することにより、従来からの方法では難しいとされていた成人の重度の上顎前突を、非抜歯で短期間に確実にゴールへと導くことが可能になりました。

        • 石井歯科クリニック矯正症例
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        上顎歯列全体の後方移動が行われた結果、V字型歯列弓から理想的な半円型になりました。

        治療内容

        28才女性 矯正用インプラントを使用することにより、
        上下歯列の後方移動を行い、上顎前突及び叢生を改善した

        費用

        840,000円(税別)

        期間

        18か月

        リスク

        保険適応の治療に比較し治療費が高額になります。
        矯正治療中の歯の移動の際、痛みを伴う場合があります。